点穴講義内容
圧放法
第1項 方法
下に向かって押し上に向かって放し、指は皮膚から離さない
同じ速度(一秒)で繰り返し、50回から100回行う
圧 ツボの組織を圧迫することで、収縮・抑制し、静止状態にする
放 病気の活動を止め、収ケン、止逆、止吐、止汗、止血、止痛の効果がある
厚によって起こされた作用を維持し、圧による不良現象を起こさないようにする
深さ 深いと営分に作用。浅いと衛分に作用し、営・衛・気・血の効能を調節する
下平圧する深さは、放を以て調整する
第2項 補と瀉(方向)
手の三陽経(大腸、三焦、小腸経)で気血は手から頭 | 補 | 上に向う |
瀉 | 下に向う | |
手の三陰経(肺、心包、心経)で気血は胸から手に向かう | 補 | 下に向う |
瀉 | 上に向う | |
足の三陽経(胃、膀胱、胆)で気血は頭から足に向う | 補 | 下に向う |
瀉 | 上に向う | |
足の三陰経(脾、腎、肝経)で気血は足から腹に向かう | 補 | 上に向う |
瀉 | 下に向う |