Bashi-Tenketsu

東洋医学

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点穴講義内容



肺経の経絡

第1項   循行

中焦(胃)に起こり下に向かって大腸に連絡。巡り上がって胃を通過し、肩から親指先へ

中府で始まり、親指先の少商で終わる

第2項   機能

基本   大陰経。陰陽は陰。五行は金。五法は西。五期は秋

サイクル 24時間のサイクルとなり肺経に始まり胆経で終わり、3時から5時の間、

一番活発に働く

働き    肺そのものにもあり、上の方は気管につながり、大腸と表裏(ペア)

の関係を持ち、親指は肺経、人差指は大腸経

気血調整 君主である心を補佐し、人体の血液の循環を調節し、気血を調整し、

五臓を協調させる

気の統括 呼吸により「天空の気」を生成し全身に輸送。飲食物の精気と合体して

神気(元気)となり、生命の維持作用を発揮

鼻    「天空の気」出入りする門戸で、肺に病気があると常に鼻に現れ、

鼻づまりや嗅覚の異常となる

皮毛   「天空の気(陽気)」は全体を包み保護する。寒暖の差には肌(皮膚)

を緩む・縮むを調整

バランスが崩れると肌は外邪にもろくなる。また、陽気は各臓腑の表面を

保護しているため、弱くなると臓腑の抵抗力も失われる

第3項   病症

  • 対処療法

肺  皮膚、鼻、肺、気の治療

大腸 ペアの大腸の治療。気の動きが弱い時の下痢に使用(水分が足りない下痢は

別の原因)

気  気と津(津液)が極端に弱くなると気を送る力が弱まり、皮膚と皮膚の毛を

守れず毛が抜たり爪が枯れる

  • 経絡症

経絡沿線の腫れ、痛み、痺れ、痒み、冷えなど

  • 臓腑症

臓器に関わる症状で、咳、喘息、痰、息切れ、胸部膨満、咽の腫れ痛み、口が渇く

長く寝る(寝たきり)と肺に良くない

第4項   循行と常用穴

肺経の循行と常用穴



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