点穴講義内容
四肢揺運法
第1項 方法
運動障害に対する補助手法
1.上肢の手法
① 肘
・一方の手で腕を持つ
・肘を数回屈伸させる
② 肩
・一方の手で、親指で肩関節の後面の臑兪、中指で肩関節の前面の雲門を押さえる
・一方の手の親指で合谷を押さえる
・初めは小さく、だんだん大きくし上に回す
上に上げる時に肩が痛い場合は合谷を強く押さえ、痛みを合谷に向ける
下にする時、合谷を緩める
・背の方に腕を曲げ、ゆっくりと回す
・手を下にしてゆっくり回す
2.下肢の手法
・一方の親指を膝の外側の陽陵泉に、
中指を内側の陰陵泉で押さえる
・もう一方の手を足底に当てる
・下肢の膝と股関節を一緒に動かす
・膝の上下の屈伸 3~4回(戻す時に緩める)
・外側に回す 3~4回(戻す時に緩める)
・外側に回す 3~4回(戻す時に緩める)