点穴講義内容
心包経の経絡
第1項 循行
第2項 機能
心包経は胸中にあり、心臓を囲み、三焦と表裏の関係を持ち、心経の代わりに指令を下す
心経と同じ働きを持つ、心臓を動かす働きは、2系統あり、一方は心経、もう一方は心包経
血液と精神を管轄する
施術では、精神の治療(不眠症で神門)に心経を使い、脈の治療(不整脈で内関)は心包経を使う
第3項 病候
- 経絡症
腋下(脇の下)の腫脹、手のひらの発熱、前腕の痙攣、経絡沿線の腫れ痛み、痺れ、冷えなど
- 臓腑症
心部痛、胸中の苦悶、動悸、イライラ、精神不安定など